お楽しみセット@シニフィアンシニフィエ

新宿伊勢丹パンプロモーション、現在の出店は超有名店、シニフィアンシニフィエ

こちらの様々な要素を盛り込んだパンは私的には当たり外れも有る上にお高くて、ずーっと前に何回か購入した切りだったのですが、せっかくですので久々に。

お楽しみセット(1080円)です。
基本的には、前日の残りの小さくカットしたものですが、当日焼きのものが入ることも有るそうです。

この値段でお買い得に感じてしまう辺り、既にシニフィアンシニフィエ相場は私の金銭感覚を狂わせている…。

今回のものは、上から時計回りにパン・ド・カンパーニュ、パン オ オリーブ、抹茶かのこ、パン オ フロマージュが入っていました。

それでは順に頂きます。

ぱくり。

うーん。
まず食したのはカンパーニュでしたが、物凄いもっちもちのむっちむち。
そして、こちらのパンは高加水が特徴ですが、カンパーニュに関してはちょっと乾いた感じです。それなのにオリーブオイルを浸けてみても馴染む訳でもなく、クラストも存在感が無い程薄くて、私の好みとは違っていました。
カンパーニュ-田舎パンですが、フランスの田舎ってこんなパンが好まれているのでしょうか?

続いてパン オ フロマージュ。こちらはパルミジャーノレジャーノを入れたパン。
パルミジャーノレジャーノは多からず少なからず、上品にチーズの味わいが楽しめます。
チーズの味だけでなく、薫りもいわゆるジャンクさの無いいかにも高級感のあるチーズパンですね。

パン オ オリーブ。これは美味しい。イタリアン系のパンに私が求める、塩気や油分がしっかりのタイプでは無いのですがじわじわとした旨味が。けどリーンな生地に見えてじゃがいもとか蜂蜜とかが入っているので、しっとりしていて甘味が有るのは当たり前。粉の旨味を引き出した…系ではないタイプ。

抹茶かのこ。抹茶好きとしては凄く嬉しい。しかも季節限定品。一見バゲット風ですが、こちらも栗粉やかぼちゃペーストなど生地作りからリッチな仕様。牛乳、バター、卵なんかも使われていますね。
抹茶は色味の期待通りに香り豊か。更にかのこ豆がデンプンのほっくり感が活きていてこれだけでも非常に品質の高いものが使われていることが分かります。和菓子のような味わいで確かに美味しいのですが、これをパンで定価1800円で表現する必要が果たして有るのかは価値観の問題。

おしなべてどのパンも凝っているのはひしひしと感じられますが、いわゆる「粉の旨味を引き出したパン」ではなく「創意工夫を凝らした副原料の多いパン」ですね。
それを踏まえた上で、確かに納得の行く味わいでは有るのですがお値段以上に美味しいかと言うと微妙です。
が、お値段相応に、他のパンはどんな味がするのだろうかという好奇心を掻き立てられる味以上の魅力が有ります。

18日から発売が開始された、桜の塩漬けを入れて桜チップで燻したというフュメオサクラがすっごく気になります。
お店の人の話では、チーズに合うということでした。
が、なんか条件反射的にはあんこを乗せたくなりますね。

ごちそうさまでした。