タルトポムレザン@レザネフォール

林檎のタルト…にしては個性的なルックス。
気前良く盛られたクランブルにそそられる秋色全開のレザネフォールの焼き込みタルト。

タルトポムレザン(518円)です。

ぱくり。

!!!

タルト上面を覆う林檎は焼き切られ完全にキャラメルと化しており、正直林檎とは思えません。散らされたレーズンとほとんど同じ濃密さ。
そのレーズンも、甘いだけではなく洋酒の渋味を纏わせながら、熱と糖分で表面はカリリとキャラメリゼされた芳ばしさ。

アーモンドクリームはじっとりと林檎と溶け合い、シナモンの香り、キャラメルの香り、粉の甘やかな芳ばしい香りが鼻に抜けて行きます。

そこへ軽やかな甘さと食感のクランブル、更に土台のタルトのザクザクが口の中に広がれば、織り成される立体的な味わいに息もつけません。

焼き込みタルトの絶品と言えば大阪のラヴィルリエでしたが、あちらが素材そのものを活かしたタルトであったのに対し、こちらは完全に素材を技巧的に再構築したシェフの技術力がこれでもかと全面に出ているタルト。
基本的には私の好みは前者なのですが、このタルトポムレザンは寧ろ素材を知り尽くしたからこそ素材を120%活かし切ることに成功した逸品として、目から鱗の衝撃です。

タルトタタンの林檎が好みではない私ですが、このタルトは間違いなく美味しいです。
季節のうちに、リピ決定!

いやいや流石はレザネフォール。
感服致しました。

ごちそうさまでした。