タルトフレーズ@パティスリーレリアン

苺が好きではないのですけれど、フルーツタルトが好きなのです。
だから春は苺だらけで、自分にはちょっと辛い季節。

が、見ればついつい買いたくなります。

タルトフレーズ(540円)です。

小粒苺がてんこ盛り。
好きな人にはたまらないのではないでしょうか。

ぱくり。

!!!

アーモンドクリームヤバし!

恐ろしくキメの細かいアーモンドクリームから洋酒が入っているかのようなアロマティックなアーモンドの薫りが立ち昇ります。
染み出るかのようにしっとりとして間違いなくバターがふんだんに使われているのが分かりますが、それが重たいのは確かなのに苦痛に変わりません。
甘さも強いのに、在るべき甘さとして体が純粋に受け入れます。

滑らかなカスタードクリームとアーモンドクリームがほとんど境界線なく混じり合い能まで蕩けて行きそうです。

そこへ揺さぶるようなこれまたザックザクのタルト台。アーモンドクリームの重量感と相対的にバランスの良いボリューム感。よく有る、フルーツを食べてタルトを持て余してしまう感が有りません。

一筋引かれた苺ジャムはほとんど存在感は有りませんが、シェフの意気込みが感じられ、また主役たる苺は想定内の味ではありますがまさにフルーツを食べるのではなくフルーツタルトを食べることの意義を完全な形で再認識させられる逸品。

これまた力強いタルトですね…。

確かにこのタルト台には、酸味を合わせ持つ苺がふさわしい。
私の大好きな桃だと逆に、桃が負けてしまうかもしれません。

目に脳髄に、刻み込まれるタルトフレーズ。

ごちそうさまでした。