クリームチーズノワ@沢村

立地良し、コンセプト良し。
全体的にハード色。
お値段高く、当たり外れも多いのですが、ついつい気になるベーカリー沢村新宿NEWoMan店。

そして今回のお品やいかに。

クリームチーズノワ(302円)です。

こちら、パン・オ・ノワにクリームチーズを入れて焼き上げたもの。
くるみが好きなので、パン・オ・ノワが気になっていたのですが大きいし、まずはバリエーションで試してみようかと。
隣に同じパン・オ・ノワ生地のあんぱんも有りましたが、お食事系気分だったので。

うん…。

受け取りましたが小っちゃ…。

ぱくり。

!!!

クリームチーズ、爽やか!

基本的に、クリームチーズは苦手なんです。
一般的な好みと違って、青カビ系とかは大好きなのに。

が、このクリームチーズはヨーグルトのような爽やかな酸味があり、私の苦手な、塩気もなく只こってり…のようなクリームチーズでは有りません。
しかもパンの中に焼き込んであるのにこのフレッシュ感ってすごい!

そんなクリームチーズが半端なくたっぷり。
いつもだったら辟易してしまいそうな量ですが、このクリームチーズなら大喜びです。

そんなクリームチーズに一瞬霞みましたが、本命のパン・オ・ノワ。
それだけ齧れば適度なクラスト感に包まれたしっとりむっちりの甘味のあるクラム。レーズン酵母ならではの安定感のある味わい。詰まった感じも重すぎず軽すぎず、割りと良くも悪くも万人向けの酵母の癖が無いタイプ。
けどやはり、天然酵母ならではの香りに癒されますねぇ。スハースハー。
くるみの量はVIRONなんかと比べると分が悪いですが生地とのバランスはいいですね。

見た目よりも食べ応えも有り、これはお値段納得のクオリティ。

ごちそうさまでした。

あんバターフランス@ジュウニブンベーカリー

「再発見」と「熟成」がコンセプト。
クチコミ的には超高加水によるもちもち口溶けの良い食パンが代表商品のジュウニブンベーカリー。

こちらでも発見です。

あんバターフランス(280円)です。こちらの「フランスシリーズ」はかなり種類が豊富。
宇治抹茶フランスはかなりお気に入りになりましたが、ミルクフランスはちょいこってり感の強いミルククリームが好みではなく。
一番人気のショコラフランスは、そこまでチョコ好きではない私としてはこのボリュームは持て余しそうでスルー…というのが私の経緯。

さてさて今回のあんバターやいかに。

ぱくり。

む~…。

食パン生地をフランスパンの形に成形し強めに焼き上げたパン生地は適度なさっくり感と歯切れの良さ。そして食パンならではの甘さが有ります。

フィリングは特別栽培小豆の粒あんと北海道産バター。これらと一緒に齧ればパン生地の、甘さの有る芳ばしい香りとあいまり何となくお汁粉を彷彿させます。バターは口溶け良くパンとも粒あんともよく馴染んでいます。

が、小豆あんが優等生的な味わい過ぎて今一つ「特別栽培」という文言以上の個性が感じられません。バターも塩気が低く、エディアールあんジャポネのような緩急のインパクトが乏しいです。
逆に言えば、甘さや塩気控え目の優しい味わいが好きな人にはオススメかもしれません。

それにしても、ジュウニブンベーカリー。

ラインナップは、私好みのハード系、褐色系がほとんど無く、柔らかもちもち白い小麦系。
美味しいという噂に興味を持ってついつい覗きに行くのですが、お値段お高め小さい系、見た感じどうも惹かれるものがほとんど無いのですよね。

けれどコンセプトの「熟成」が、これらのパンにどう活かされているのか、いわゆる自分が食べて来なかったカテゴリーのパン群は、どんなサプライズを自分に与えてくれるのか、凄く気にはなるのですよね。

バゲットでさえクラストはあまりバリバリでは無いですとはっきりお店の人に言われてしまっているのですが、一度はいつか試してみよう。

ごちそうさまでした。

プレネタリウムアップルパイ@グラニースミス

ラニースミスアップルパイ渋川ヒカリエ店限定。

プレネタリウムアップルパイ(486円)です。

渋川ヒカリエが建つ地に在った東急文化会館のプレネタリウムをモチーフに夜空と星々を表したアップルパイということです。

うん、いかにもモチーフありきな仕様に苦笑。
味が二の次になっている保険に(笑)大好きなラムレーズンアップルパイと一緒に購入です。

が。

ぱくり。

!!!

うぉ!美味しい!?

カスタードに紅玉りんご、その上にテリーヌショコラ。星々をイメージするピスタチオ、アーモンド、そして何だか分からない赤いモノ(この辺HPではナッツで総称されてます)。
これらをまとめてガブリと噛みつけば、予想以上の美味さに驚き!

カスタードとりんごだけでは甘々一辺倒になるところを、想像以上にビターなテリーヌショコラが引き締めます。テリーヌショコラというものを意識して食べたのは恐らく初めてなのですが、密度が高いながら生チョコのようなくどみが無く、ガトーショコラよりしっとりしながらポクッと割れるような食感が有り、アップルパイとの組み合わせが絶妙!

更にナッツのカリカリ感も他のアップルパイよりしっかり活きており、勿論テリーヌショコラとの相性も抜群です。

いやはやこれは新境地。とろけるりんごが紅玉で爽やかさ一際なところもいいですね。カスタード入りのアップルパイはあまり好みではないのですが、これはこの為にヒカリエに行こうと思うほど、気に入ってしまいました。

こうなると、横浜店限定、アーモンドチョコアップルパイも気になります。響きからして凄く美味しそうです。
けど遠いので、近場で催事で特別販売とかしてくれないかな?

ごちそうさまでした。

フォレノワール@ハイアット・リージェンシー東京

西新宿のゴージャスホテル、ハイアット・リージェンシー東京。

そちらのペイストリーブティックで、こんな素敵なフォレノワール発見!

おひとつ594円、ギリギリ500円台。
けどホテルスイーツにしては良心的価格ですね。

フォレノワールの定石、削ったチョコが無いのがちょっと寂しいですが、くるりと立体感のあるホワイトチョコがスタイリッシュな外見。

ぱくり。

!!!

めっちゃチェリー!

シロップを含みしっとりジューシーなショコラビスキュイとバニラ風味のクリームの中、どう食べても必ずチェリーが口に入る、たっぷりのチェリーとキルシュが口いっぱいに溢れます。
凝縮された上層部のチェリージュレ層も全体にしっかりと味を効かせ、鼻から抜けるアルコールにむせんばかり。
これは凄く美味しい!

こんなにしっかりとチェリーとキルシュががっつり味わえるフォレノワールは初めてです。
それなりに大きいですし、満足度高いです。

が、チョコレートの味が完全に消されてしまっているのでフォレノワールであってもチョコを味わいたい人にはちょっとこれじゃない感あるかもしれません。

とはいえ、まるでチェリーのショートケーキのようなこのフォレノワール、巷のフォレノワールにキルシュの物足りなさを感じていた人には力いっぱいオススメです。
バレンタインシーズンの期間限定だそうですのでお早めに!

ごちそうさまでした。

フレジエ@ピエールエルメ

16日からラインナップが切り替わっているピエールエルメ
今回はバレンタイン対応ということで、特別にフェティッシュは設定されていませんが、春めいたラインナップがお目見えしてます。

と、いうことで本日のお持ち帰り。

フレジエ(864円)です。

ピエールエルメにしては小降りです。しかも何故か手前側面箸が当たったかのような凹みこれナニ?

気を取り直して頂きます。

ぱくり。

!!!

何度か書いておりますように、苺があまり好きではない私。
が、一抹の不安を吹き飛ばす、甘く瑞々しく爽やかな、苺の果肉果汁が咀嚼とともに迸ります。

ビスキュイオザマンドはいい感じに目が粗く微かに洋酒を薫らせるシロップを含みしっとりほろほろ舌の上で崩れます。
下段のビスキュイ下側は、紙に固定するホワイトチョコと水飴の一層が有りますが、このカチッとした食感が、いい感じのアクセント。

ピスタチオクリームはたっぷりの苺を支え、見た目ほど味は強くありません。が、卵黄の甘さが強く出るカスタードベースのムースリーヌよりナッティな甘味とこっくり感。アーモンドとピスタチオならではの一体感が有ります。全体的に甘めですが、苺の爽やかさが全体を活かす、最高の春のレシピですね。

上面にはフワフワのメレンゲが一層。正直必要性は感じられず。その上のナパージュも初めの一カットの段階でびよーんとはがれて、この辺りはちょっと微妙でした…。

因みにもう1品。

ミルフィーユセレスト(864円)です。

が、こちらはパッションフルーツマスカルポーネクリームと苺がどうも合っているように感じられず、苺とルバーブのコンポート(ってHPには書いてあるけどゼリーとグミの中間みたいなパーツ)が固くてどうも全体的にばらばらな感じがしました。
パイも、ドゥ・ミルフィーユのような圧倒的な存在感が感じられず、クリームの水分が多めなのか若干湿気ったようになってしまっていたのが残念。

それでもやっぱりピエールエルメの感性は、すごく楽しいんですよね。
ワサビとか入ってた時には突っ込みどころ満載でしたが。

ごちそうさまでした。

ガトーポティロン@シュークリー

行列必至のシュークリームが人気のシュークリー。
が、私の心を鷲掴みにしたのはこちら♪

ガトーポティロン(485円)です。

この季節にかぼちゃスイーツが頂けるなんてなんて素敵♪

ぱくり。

ほぅ…。

味わい的にはコーヒーが優勢。
その奥から、期待以上でもなく期待以下でもなく。
優しいかぼちゃクリームが穏やかに広がります。

コーヒー風味のスポンジは、まるでふかふかのお布団のよう。しっとりふんわり柔らかく、包まれれば幸せなあたたかさ。
その中には僅かにカリカリ胡桃入り。この食感がまた楽しいです。
かぼちゃというだけのアピールでは終わっておらず、女子供だけでなく幅広い層に受けそうな味わい。かなりクリーム比率が高い割には重からず軽からず。町のケーキ屋さん的な程好い甘さで、非常に味わい的に盛り沢山でありながらそれぞれの味が寄り添い合い支え合い、穏やかに心が癒されて行きます。

ごちそうさまでした。

王様のモンブラン@カフェ・ドゥ・ジャルダン

カフェ・ドゥ・ジャルダン、今回一番の注目アイテム、本店でも一番の人気を誇る…

王様のモンブラン(630円)です。

今や巷は苺色に切り替わりつつある時節ですが、まだまだマロンも忘れ難し。
王様に献上したいほどの究極のモンブランということですが。
なんか王様と聞くと寺村輝夫のぼくは王さましか浮かばない…(テレレッテ、プルルップ、トロロット、タッター♪)。

こちら、形が崩れないようにカップ入り。
しかも、側面にべっとりカバーシールが貼り付けてあり剥がせないので、側面から構成を目視することは出来ません。

と、いうことで実食。

ぱくり。

!!!

これはまさに栗きんとん!
ねっとりとした和栗の大地の香りとでんぷん質の甘味が口いっぱいに広がります。

内部画像。

見にくくてすみません。

なるべく普通のモンブラン同様、上から下まで縦に掬って食べて欲しいということでしたのでぐぐっといきます。
最下層にはガリガリメレンゲ。こちらはかなり甘めです。

驚いたのは生クリームの軽さ。ふあふあでわた雲のよう。甘さもなく全く重さが有りません。
こんな生クリームならば、ショートケーキにも挑戦してみても良かったかも。

そして更に中から丸ごと大きな渋皮栗がごろん。八百屋でもこんな大きくて形がきれいなの、たぶん見たことが有りません。
これがしっとりとした柔らかさと甘さ加減がまた絶妙です。
うーん、この栗だけで378円はいたしますね。

いやいや、素材に拘るのみならず、しっかりとその技術力を以て更なる高みへ。まさに究極のモンブランたる逸品。

いやはや西東京はまだまだ広し。知らぬ土地にまだ知らぬ人、知らぬ味。
新しい出会いを運んでくれる、マ・パティスリーのバイヤーさんに感謝。

お店のHPを見れば、秋には私の大好きなかぼちゃスイーツも色々有るそう、これは今年はぜひ本店に行ってみなくては(←気が早い)。

ごちそうさまでした。