オインゴ@ラヴィルリエ

抹茶スイーツ第2弾です。
こちらはその名もオインゴ。

上層のイタリアンメレンゲは始めからかなり波打った状態。大阪からの移送中に、どうしても全てこうなってしまうとか。
デリケートですね。

ぱくり。

!!!

オ、オレンジ?!(デジャブ…笑)

視覚から予想はされますが、大部分を占めるオレンジムースがかなりの酸味と特有の苦味を伴って口に弾けます。
下層の抹茶ガナッシュは、一口目では認識出来ないほどその味は強烈。

…。

またしても解体し始める私(笑)。

オレンジ部分はムースのみならずオレンジジャムの薄い層もあり、ここがかなり効いていますね。
抹茶ガナッシュは柔らかなムースに比してがっつり硬め。が、味的には良くも悪くも抹茶の苦味がほとんど感じられず、抹茶好きには物足りない感じ。かなりホワイトチョコ(?)の割合が多いような気がします。その中にはチョコレートクランブルが敷き詰められて、むしろこちらの甘い味が優勢です。

オレンジ×チョコレート、抹茶×チョコレートは割りと自然な組み合わせですし、抹茶も紅茶の仲間と思えばオレンジフレーバーも有りではあります。
それに、このムースとガナッシュの硬さの大きな違いがかなり味わいに寄与しています。口の中でオレンジががつんと来た後に、噛み締めることでじんわりと抹茶とチョコが広がって行くストーリー。

抹茶を期待すると違いますが、酸味に甘味に柔らかにぐぐっと歯応え、意外性に驚かされますが、一口、もう一口…、次回が有るならまた食べたい、そんな中毒性のある、個性溢れるケーキです。

まだまだ続くラヴィルリエ!

エクリプス@ラヴィルリエ

見た目はどう見てもチョコレートケーキ。
ですが説明書きを読めばこれは抹茶スイーツであるらしい。

抹茶好きとしましては、チョコずっしりのビジュアルに一抹の不安を抱きつつも試してみずにはいられません。

エクリプスです。

ぱくり。

!!!

パ、パッション?!

何と口に飛び込んだのは強烈なパッションフルーツ
断面を確認すればミルクチョコムースの中に抹茶ガナッシュ、その下にパッションジュレの層が有ります。体積は小さいながら、パッションのこの唐突感は何なんだ?!

抹茶テリーヌ、其処だけ食べればめっちゃ美味しい。色だけの抹茶でなくてしっかり抹茶、濃厚です。ミルクチョコムースも違和感なく甘過ぎることもなくそこに在り、単体で食べればこちらも美味しい。

が、全て一緒に食べた時、パッションが合っている気がしない…。

いや、これは私の味覚の問題なのか?鴨肉にオレンジソースの食文化では、これはベストマッチの組み合わせなのか?慣れるとこれが病み付きなのか?

いやいやそれとも実はこのケーキ、パッションが主役のものなのか?

むぅう…。

ほじほじ…。

割り切ってパーツごと、三角食べを採用すると、何となく味の掴み方も分かって来るような。
が、正式に全パーツを一緒に食べると味蕾細胞を一気にパッションに持って行かれます。

さすがはラヴィルリエ東西日本文化の差異も有るのか?一筋縄では行きません。

明日に続きます。

シャンソンドフルール@ラヴィルリエ

何と可愛いケーキでしょう。
あまり説明書きも読まずに即決したのはこちら。

シャンソンドフルールです。
何だか思いっきり影になっててすみません。

ぱくり。

!!!

ふわっふわ!

下層の苺と木苺のムースは2つの酸味のある甘さが螺旋のように絡み合い、双方が始めからバランス良く混ぜ合わされている為に、別パーツとして組み合わされたガトーと異なり口の中の転がし具合で味わいが変化しない穏やかさが有ります。
それを上層のフロマージュムースがまた果物とは異なる乳製品の酸味と甘味をまといながら柔らかに全体を包み込みます。

そう、これはまるで乙女心を残した貴婦人のよう。

トップに飾られたフランボワーズのつぶつぶの歯触りが、柔らかなムースの中で非常によいアクセント。きゅんと後味を引き締める最上層に引かれたジュレもいい仕事をしています。
更に、白く絞り出されたものも、生クリームではなくムラングなので、脂っこさで爽やかな味わいを邪魔することが有りません。

赤いベリーを用いたスイーツは数多有れど、それだけに他に無い味を出すのは難しい。
味の想像をされやすいだけに期待以上の味を出すのは難しい。

そんなカテゴリーのスイーツですが、私を思いっきり満たしてくれました。

さてさてラヴィルリエ編、明日に続きます。

ルタルデ・ペッシュ@ラヴィルリエ

大阪で名高いラヴィルリエ。
毎年一度、新宿伊勢丹マ・パティスリーに来てくれます。
今回私が突撃したのは只でさえ混雑が予想される三連休初日。
並びました。ええ、並びましたとも。
伊勢丹オープンの30分前から。

いや~。
結構、半端な時間を狙えばむしろサクッと買える可能性も高いのですが、売り切れがあるとなんか悔しいんですよね。
ラヴィルリエは午前便一度しか入荷無いですし。

と、いう訳で、マ・パティスリーに一番近い入り口前、一番先頭で開店と同時に飛び込みましたが何と4位。

クラウチングスタートが必要だったか…。

とはいえしっかりお買い上げ。
まず1つ目はこちら。

ルタルデ・ペッシュです。

ぱくり。

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バジル!

何と中央部に閉じ込められているのは目にも鮮やかなグリーンのバジルのガナッシュモンテ。
よもぎ団子を彷彿する程、繊維までバッチリのフレッシュバジル。

囲むペッシュムースはふんわり軽く、それに比してトップのジュレは赤桃らしい酸味と強いプラム感。

成る程、一瞬びっくりしますが、バジルと赤桃は以外と相性がいいですね。
只、ハーブ大好きな私でも、どちらかと言うと赤桃を引き立てるバジル使いで在って欲しかったような気もしますがこれはこれ。
囲むジョコンドもしっとりジューシー。いわゆる柔らかふわふわスポンジが好みでない私としては、これもまたポイント高し。

さあラヴィルリエ編、始まりです♪

モンブラン@カフェミクニズ

カフェミクニズにも何やら個性醸し出すモンブランを発見です。やっぱり新栗使用でないと食指が出ない私ですがこちらそれだけでなく、何と東京杉並産とか。

地産地消は在るべき姿の一つながら果たして杉並区産てどうなのか。

ぱくり。

!!!

このトップの栗、栗じゃない!
いや、栗なんですけど見た目で渋皮栗を予想していたら、クリームを栗に模しているんですね。
昨日のスモモといい、視覚的遊び心が半端ない。

クリームの中には甘露煮の栗の小さなカットも入っており、軽やかな歯触りが楽しめます。

が、驚くのはその下のマロンクリームのストリングに包まれた本体。
こちら、ほとんど焼きメレンゲなんです。
その周りに薄い生クリームとマロンクリームという構成。
このメレンゲが、齧れば本当にガリガリのハードなメレンゲ。断面を見れば内部には気泡がしっかりと入りバゲットやふ菓子のよう。それでいながら舌を口内を破らんばかりに咀嚼と共に砕け散るこのメレンゲは、私の知るサクサクメレンゲの概念を覆します。

これまた個性的なモンブランですね…。

焼きメレンゲ大好きな私としてはこれは非常に嬉しい構成。
又、元々咀嚼回数の多い私ならずとも、このモンブランは誰しもよく噛まずにはいられまい。そのことにより誰もが、いわゆる柔らかいクリームベースのモンブランより、マロンクリーム、生クリーム、トップを為す栗入りバニラクリームが口内で混ざり合い変化していく醍醐味をも味わえます。
勿論、栗のデンプンも咀嚼数に比例して増える唾液により分解され、唾液アミラーゼでは分解されない砂糖のインパクトのみより、更に栗自体の甘味を感じることが出来ますからね。

マロンクリームは紐解いても完全なストリング形態を保つ栗そのもの。甘さというより高密度な旨味を感じます。
甘味の構成としては、上部のバニラクリーム&栗甘露煮が一番、というかかなり強く、甘味控え目な本体に沿わせながら食すバランスですね。
もう少しバニラクリームが甘さ控え目のほうが私好みですが、昨日のタルトプリュヌといい、カフェミクニズ、私のツボを突いて来ます。

気温も下がって来ましたし、店員さんが熱く語ってくれた、自家製プラリネを使った系のどっしり系ケーキにも(ナッツそのものは好きでもペーストになっている重い系は苦手な私)チャレンジしてみたいかも。

ごちそうさまでした。




タルトプリュヌ@カフェミクニズ

四ッ谷の隠れ家。
古民家を改築したというカフェミクニズ。
そちらでこんなかわいい娘を発見。

タルトプリュヌです。

その姿のとおりスモモのタルトだそう。

ぱくり。

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スモモ丸かじり!

たっぷり思いっきりスモモが口に溢れます。

薄い甘くコクの有るアーモンドムースの中には食感までスモモに迫るサク味のあるジュレ。って言うか99%ほとんどジュレ。ゼラチン質とは全く異なるザラザラ感のあるスモモジュレが非常に斬新。その中には小さくカットされたプラム果肉もとじ込まれており更に爽やか。

更に下の土台がガレットのような焼き菓子なのですが、これがしっかり甘くザクザクでものすごく美味しい!

只し、このスモモ部分と土台に一体感が有るかというといささか微妙。
タルトが少し勝ちすぎているかも。

それぞれ単独のほうが美味しさが際立つような気もしますが、シェフのオリジナリティと見た目負けしないスモモ感には星4つ。あとはもう少しスモモの酸味も活かしてくれたら良かったかな。

ごちそうさまでした。

和栗のモンブラン@ラ・プレシューズ

注文を受けてからクリームを絞る出来立てモンブランで有名なパティスリーの一つ、ラ・プレシューズで今年も始まりました。

和栗のモンブランです。

梱包形態も含め何とも立体感あふれるフォルム。
期待が高まります。

ぱくり。

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栗、香る!

正直、和栗は外国産より風味が薄いイメージでしたが、こちら淡いながらに和栗の風味がしっかりと輪郭を持って立ち昇ります。
メレンゲ、生クリーム、マロンクリームのオーソドックスな構成ながら、これは確かに一口目から際立つ味わい。

メレンゲはサクサクと軽く、視覚的にも生クリームと同色同化しながら質感が違うのが美しい。
マロンクリームは渋皮が適度に残っているのが味に深みをを持たせています。

これは流石の逸品ですね…。

かぼちゃ程には栗に執着の無い私ですが、この味との出会いは、栗スイーツの未知なる世界への好奇心を刺激されます。

ただ私には生クリームが多過ぎて、終盤メレンゲを先に食べきってしまい、生クリームと少しのマロンクリームという状況になってしまった辺りはちょっと厳しい。

ごちそうさまでした。